ネットワーク効果とは、利用者が増えるほど、そのサービスや製品の利用者全体の利益や利便性が向上する経済的特性です。ネットワークに加入することで、その人の効用だけでなく他の加入者の効用も増加させる効果を指します。

ネットワーク効果には、直接的な効果と間接的な効果があります。直接的な効果とは、同じネットワークに属する加入者が多ければ多いほど、それだけ加入者の効用が高まる効果です。

また、特定の言語やコミュニケーション方式が広く採用されるほど、その言語や方式を使用する個人や組織にとっての価値が増大する現象を「言語ネットワーク効果」といいます。英語はその最も顕著な例です